旬を存分に味わえる料理店

ORTO

ORTOの外観
ORTOの外観

店名の「ORTO」はイタリア語で“菜園”を表す。「季節に応じた旬なものを提供したい」そして、「花が咲いていくような成長する店でありたい」との思いで、オーナーシェフの谷村真司さんが命名した。谷村さんは国内外でイタリアンとフレンチを勉強したのちに、「ORTO」をオープン。店名の通り、京都産の野菜、魚など、旬な食材にこだわって提供している。そのこだわりは突出しており、「食材の味には、作り手の人柄が出る」として、自らわざわざ産地に足を運び、生産者と直接会い、食材を選んでいるという。さらに、その旬素材の味を最大限、引き出すために塩分、油分を控えた調理法を大切にしている。

盛り付けも味もまさに芸術的
盛り付けも味もまさに芸術的

四季を体感できる料理たち
四季を体感できる料理たち

「昔から、その季節に採れるものをその時期に食べるということには意味がありました。その時期に食すことで得られる効能があるのです。」と谷村さん。旬な食材を使用するのは“美味しさ”だけではなく、その時期に必要な“栄養価”が含まれているからなのだ。

夜はフルコースのみの提供
夜はフルコースのみの提供

カウンター席では谷村さんとの会話も楽しめる
カウンター席では谷村さんとの会話も楽しめる

「ORTO」が提供するのはイタリアンやフレンチといった枠に捉われない世界各国のエッセンスを取り入れたコース料理。その季節、その時期に採れるものを最善の調理法で提供している。ランチ時には「京野菜」を存分に味わえる野菜のみで構成されたコースも用意されている。

一枚板のカウンター席
一枚板のカウンター席

オーナーシェフの谷村真司さん(左)
オーナーシェフの谷村真司さん(左)

テーブルに運ばれてくる料理の盛り付けが芸術的で美しく、目を奪われる。「料理はもちろん、お皿やカトラリーなど見えるものはすべてこだわっています」と谷村さん。よく見れば、料理によって様変わりするお皿、座り心地の良い椅子、吹き抜けで開放感のある店内、一枚板のカウンター、シンプルかつモダンな内装。まさにおもてなしの気持ちが隅々まで行き届いているのだ。

魚、肉をいただけるフルコースはまさに大満足
魚、肉をいただけるフルコースはまさに大満足

お酒はワインを中心にビンテージから若いものまで常時700本以上もストックしており、ソムリエが常駐している。その日のコース、一皿一皿に合わせたグラスのペアリングセットも用意されているのでお酒に詳しくない方でも安心だ。

カウンター席の奥にあるワインセラー
カウンター席の奥にあるワインセラー

同店は100年以上前の町屋をリノベーションした造りで、1階がカウンターのみの8席、2階がテーブル席の10席用意されている。2階は団体であれば12名まで利用可能とのこと。

「特別な日に特別な人と過ごしたい」
まさにそのような料理店なのだ。

四条烏丸近くの西錦小路町には「ORTO」が手掛けるスパイス料理店「CURRY PLANT」がある。こちらも地産地消にこだわり、ミシュランガイドのビブグルマンを京都で初めて「カレー」ジャンルで授賞したことでも知られる。ぜひ合わせて伺いたい。

ORTO
所在地:京都府京都市中京区衣棚通三条下る三条町337-2 
電話番号:075-212-1166
営業時間:12:00~13:00、18:00~20:00
定休日:月・火曜日、不定休
http://orto-kyoto.jp/

詳細地図

読み込み中

あわせて読みたい。関連ページ