赤い扉が印象的なフレンチベーカリー 

Croix-Rousse(クロワ・ルース)

京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅から徒歩約6分、西洞院通り沿いにテイクアウト専門のベーカリー「Croix-Rousse(クロワ・ルース)」。パリにあるおしゃれなベーカリーを思わせる外観が目を引くお店は、パン好きの京都っ子の舌をもうならせる、知る人ぞ知る名店。「食べログ」が選ぶ、一度は訪れたい「パンWEST百名店」にも選出された実績を持つ。

こだわりのパンが並ぶ店内。店先行列ができることも多い。
こだわりのパンが並ぶ店内。店先行列ができることも多い。

オーナーシェフの濱上公寿さんは、もともとフレンチの料理人。フランスのリヨンでも修行を積んだという本格派だ。帰国後、ご兄弟が経営していたベーカリを手伝うこととなり、フレンチの経験を生かしたパンづくりをスタートさせた。その後、2008(平成20)年5月に「Croix-Rousse(クロワ・ルース)」を開店。味付けや食感、小麦粉・酵母選び、具材の組み合わせなどバランスを考え、一口目ではなく、すべて食べ終わったときに「おいしい」と思ってもらえるパンづくりにこだわっているという。

生クリーム100パーセントのホワイトソースを使用した「クロックムッシュ」
生クリーム100パーセントのホワイトソースを使用した「クロックムッシュ」

一番人気は「塩バターパン」。北海道産の小麦粉を使用し、バゲットと同じ生地で「よつばバター」をたっぷり練りこみ、揚げるように焼き上げている。一口食べると、バターのうまみがジュワッと広がり、一度食べたら癖になるやみつき必至パンだ。

カリッとしたフランスパンとめんたいこ・マヨネーズの相性抜群!「めんたいマヨ」
カリッとしたフランスパンとめんたいこ・マヨネーズの相性抜群!「めんたいマヨ」

人気店のため、夕方近くになるとほとんどのパンが売り切れてしまう。買いたいパンを必ず手に入れたいなら、予約がおすすめ。予約アプリ「sacri(サクリ)」を導入しているのでぜひ利用してほしい。

栗を存分に楽しめる「栗のモンブラン」
栗を存分に楽しめる「栗のモンブラン」

実はこちらのお店、ホームページもなく、SNSもない。その代わり、多くのリピーターが自身のSNSで同店パンの魅力を発信しつづけている。オープンから15年以上が過ぎても、大切なものを守り、そして進化を続ける「Croix-Rousse(クロワ・ルース)」に足を運んでみてもらいたい。

思わず中をのぞきたくなるおしゃれな店構え。赤い扉が印象的。
思わず中をのぞきたくなるおしゃれな店構え。赤い扉が印象的。

Croix-Rousse(クロワ・ルース)
所在地:京都府京都市中京区西洞院通四条上ル蟷螂山町468-4 シティファースト1F
電話番号:075-204-9049
営業時間:11:00~18:00(土曜日 ~17:00)
定休日:日曜日、月曜日、木曜日

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