コーヒー好きが集う街のサロン

cafe de corazon(カフェ デ コラソン)

自家焙煎珈琲店「カフェ・デ・コラソン」。西陣の街並みにあり、地元の人が多く訪れる暮らしの中に当たり前のように存在するカフェだ。東京の有名店「カフェバッハ」で店長を務めた川口勝さんが、2012(平成24)年にコーヒー豆の販売を開始し、2013(平成25)年にカフェをオープン。cafe de corazonはスペイン語で「こころのカフェ」という意味がある。「お客様と話すのが好き」と話す川口さんは、地域の中で地元の人に愛される店を作りたいという思いから、この場所を選んだという。

ふらりと立ち寄りたくなる街並みに馴染む外観
ふらりと立ち寄りたくなる街並みに馴染む外観

提供しているのは、自ら吟味したコーヒー。川口さんが考えるおいしいコーヒーの条件はいたってシンプル。丁寧に欠点のある豆を取り除いてから焙煎すること。焙煎して時間をおかない新鮮な豆を使うこと。豆のタイプにあった適正な焙煎をすること。当たり前のことに手を抜かないのが川口さんのモットー。コーヒーは定番のものから数量限定豆、浅煎りから深煎りまでさまざまなものを用意してるので、メニューを見ながらどんな特徴があるコーヒー豆なのかを川口さんに聞いてみよう。

コーヒーの香りに癒される店内
コーヒーの香りに癒される店内

京都市内指定地域限定の「配達便」は、毎週火曜日に事前予約した商品を無料で届けてもらえるサービス。毎週金曜日の朝に焙煎したコーヒー豆を届けてもらえる「焙きたて便」などは、地元に住んでいる人ならではの特権だ。

定番に加えて、数量限定で仕入れたコーヒーも
定番に加えて、数量限定で仕入れたコーヒーも

平飼い卵と国産小麦を使用し、余計なものは極力入れず、自分の子どもにも安心して食べさせることができるお菓子づくりを行っている「カフェ・デ・コラソン」。青森県産の紅玉りんごをぜいたくに使った「タルトタタン」は中煎りコーヒーと、濃厚でクリーミーな「チーズケーキ」は深煎りコーヒーと相性抜群だ。コーヒーと一緒に食べたいスイーツが充実しているのはもちろんだが、秋は口溶けの良いマロンクリームの「モンブラン」、クリスマスは毎年工夫を加えた「シュトレン」、夏は「季節のパフェ」など、季節限定のお菓子も見逃せない。自分の好きなコーヒーとケーキを選ぶも良し、お勧めの組み合わせを教えてもらって注文するも良し。一度訪れたら、この空間で過ごす時間があまりに居心地がよく、足繁く通う常連客が多いことに納得するはず。

スパイスをしっかり使用したウィーン菓子「リンツァートルテ」
スパイスをしっかり使用したウィーン菓子「リンツァートルテ」

cafe de corazon(カフェ デ コラソン)
所在地:京都府京都市上京区小川通一条上る 革堂町593-15  
電話番号:075-366-3136
営業時間:10:00〜17:00
定休日:日曜日・第3月曜日
https://cafe-de-corazon.com/

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