1883(明治16)年創業はの老舗和菓子店

中村軒

「麦代餅(むぎてもち)」
「麦代餅(むぎてもち)」

「中村軒」の創業は1883(明治16)年。当時、丹波・丹後方面への山陰街道を往来する客たちの間で「かつら饅頭」が評判になり、土産品としても人気が出た。昭和に入ってから、「かつら饅頭」は久邇の宮家の御用達にも指定された。餡はあっさりとした「こしあん」で、皮はほんのり味がついている。初代の姉・お米さん(およねさん)が、あっさりとした饅頭を作ったら甘すぎるものより2倍売れるのではないかとの発案で作られたといい、現代のニーズにも合っている。日持ちが2日間あるので贈り物にもぴったりだ。

落ち着いた雰囲気の内観
落ち着いた雰囲気の内観

「中村軒」ではすべて国産で北海道産のあずき、備中産白小豆など厳選した素材を使用している。 昔ながらのおくどさん(かまど)で職人が炊いたあんをはじめ、手間を惜しまずに美味しいお菓子を作っている。

歴史を感じさせる外観
歴史を感じさせる外観

おすすめは、卵・蜂蜜たっぷりの昔ながらの焼き菓子で、さらりとしたこしあんがたっぷり入った「六方焼」。そのほか、かつて農家の田植時の「おやつ」であり、麦と物々交換をしていた名残りからその名前が付いたという「麦代餅(むぎてもち)」も看板商品だ。

4月末から6月までの期間限定商品「
イチゴ氷」
4月末から6月までの期間限定商品「 イチゴ氷」

茶店では夏はにはかき氷やそうめん、冬にはお雑煮など季節のものを用意している。特にかき氷は有名で、月替わりのフルーツ氷を求めて多くの人がお店を訪れる。

桂離宮や鈴虫寺、嵐山・嵯峨野も近いので、京都観光などの際にはぜひ立ち寄りたい老舗だ。

中村軒
所在地:京都府京都市西京区桂浅原町61 
電話番号:075-381-2650
営業時間:7:30~18:00 ※茶店は9:30~18:00(L.O.17:45)
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
http://www.nakamuraken.co.jp/

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